三輪山登拝 裸足で ⑤
初めて裸足で登拝しました
社務所の横の靴置き場で裸足になり
玉砂利、石畳と進み、三輪山の神様に道中の無事をお祈りします
その玉砂利の痛いこと
そして2月の石畳は氷の上に立っているようで冷たすぎてずっと立ってられない
三輪山のご神域に入ると
土の温かみとそえ木の温かみを感じ
ほっとした
そして
一歩一歩丁寧に足を置いて上り始めた
時々小石が足の裏にくっついてきて
2,3歩くっついたまま歩くのが痛くて
くっつく小石を払いながら進んだ
もうすぐ丸太橋というころ
ふかふかの砂地になった
パウダーを敷き詰めてあるような感触
柔らかくてあったかい
その次に落ち葉のじゅうたん
包まれているようにあったかい
そして丸太橋
木の温もり
氣の温もり
を感じた
それから
小川に沿って岩場を一歩一歩丁寧に足を置いて上がっていく
どの岩も角がなく丸くて痛くなく
不思議なんだけど冷たいと感じる石が一つもない
足の裏にぴたっと馴染んで安定して進める
たまに小石がくっついたが次に足を進める前に勝手に外れた
足の裏がサラサラしていることに氣づいた
ふかふかの砂地を通ってきて
片栗粉をまぶしたような感じに
何かうっすら包まれて護られているような
そんな氣がした
滝について氣がついた
丸太橋のいわくらでお祈りした他は
立ち止まることなく
息切れすることないまま
休憩を必要としないで滝まで来た
身体が楽だ
滝を眺めながら座っていると
足の裏がぽかぽかしてきた
痛みも全然ない
歩ける
氣づいた
丸太橋までの間が足の裏が痛いのは試されているのでは?
と思ったりもしたけど違う
小石を払いながら
不必要な氣持ちを祓いながら進んで来たんだ
そして
ふかふかの砂地と落ち葉のじゅうたんとで
祓い清めながら進んで来たんだ
と
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